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『京印章』とは

『京印章』とは

一級象牙実印15mm丸
京印章とは、京都で作られた伝統と技術を継承する印章の総称で、
京都の歴史と共に歩んできた、京都府の伝統工芸品です。
『京印章』は 平成19年1月15日地域ブランドとして国から認定されました。
これは、平成18年4月1日に施行された「商標法の一部改正に関する法律」に基づき京都府印章業協同組合が
歴史的伝統に基づく京印章を地域ブランド産品として申請していたものが承認されたものです。
商標:京印章(きょういんしょう)
商標登録番号:第5015715号
権利者:京都府印章業協同組合
指定商品又は役務:京都産の印章、京都における印章の彫刻
京都府印章業協同組合は、『京印章』が地域ブランド認定を受けたことにより、
その商品力をより向上、保持させることを目的として「地域団体商標京印章の使用に関する規約」を制定し
京印章販売の最低限のルールを定めました。
その内容は
1.京都府印章業協同組合が技術認定した「京印章制作士」が彫刻もしくは監修した印を同じく京都府印章業協同組合が認定した「京印章販売處」で「京印章」として販売できる。
2.製造工程において「手彫り」及び「手仕上げ」により「布字(字入れ)」に独創性があり仕上刀で仕上げられた質の高い印章のみを「京印章」として販売できる。
というものです。
京印章認定書
「京印章販売處」である京都インバンでは、国家認定技能試験を合格した「印章彫刻技能士」である
「松原良夫」が京都府印章業協同組合より「京印章制作士」認定されており、
『京印章』として一本一本まごころ込めて手仕上げし、販売しております(紅水晶、チタン、おしゃれ印を除く)。

『京印章』の歴史

中国で発達した印章がわが国に入ってきたのは聖徳太子の時代といわれています。国の制度となったのは大宝元年(701)の大宝律令制定からで、平安京が開かれて都となった京都では天皇御璽(ぎょじ)や当時の役所の官印などが作られていました。また現在も保存されている社寺印のなかにも、当時作られたものがみられます。 やがて江戸時代になると庶民にまで印章が普及し、需要が急増して印判師が誕生しました。そして、わが国最初の印判師ともいえる人物が三条室町あたりに住んでいたことから、京都は印章の中心地として発展してきました。

京都の印章の特色は、中国の漢時代の印章最盛期の漢印といわれる銅印の作風を受け継いでおり、いわゆる漢印篆(かんいんてん)を主体とした重厚で雅味豊かな印章が多く作られています。現在、宮内庁侍従職に保管され、国家の文書に使用されている天皇御璽と大日本御璽は、明治7年に京都中京区の住人、安部井櫟堂(あべいれきどう)が印司に任ぜられて、1年がかりで制作したものです。漢印篆の堂々とした文字が彫刻され、純金製で重量は4.5キログラムにも及びます。また、御璽、国璽の前の制作者も京都の中村水竹です。
京都府のホームページ>京都府の伝統産業>京印章[京都府の伝統的工芸品等]より抜粋

荒彫り
大日本国璽

代表的な『京印章』

日本銀行が発行する紙幣(お札)の表裏両面に捺印されたハンコの印影が印刷されています。千円札の場合、表面(野口英世側)に「総裁之印」、裏面(冨士山側)に「発券局長」と字入れされています。一見同じような印鑑に見えますが表面の「総裁之印」が「印篆(てん)」、裏面の「発券局長」が「小篆(てん)」で同じ篆書体でも風合いが異なります。『京印章』は表面の「印篆(てん)」の流れをくみ、直線的で典雅な風合いが特徴です。
お札の印影

「京印章」証明書

上述いたしましたが、京都インバンは京都府印章業協同組合より「京印章販売處」に認定されており、また当店に常勤している印章彫刻技能士「松原良夫」は「京印章制作士」に認定されておりされております。京都の伝統工芸『京印章』を販売した証として「京印章」証明書を発行しております。(紅水晶、チタン、おしゃれ印を除く)。
京印章証明書

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